2008年01月11日
シーラカンス
生きた化石と言われている生物ですね!
シーラカンス(英名:Coelacanth)は肉鰭綱シーラカンス亜綱シーラカンス目に属する魚類の総称。またはシーラカンス目ラティメリア科ラティメリア属の現生種で最初に発見されたLatimeria chalumnae の和名。現生種としてはLatimeria chalumnae とLatimeria menadoensis の2種が知られる。
シーラカンスの仲間は古生代デヴォン紀中期から出現したことが化石の記録により判明しており、その後中生代白亜紀以降の化石記録が無く、恐竜らとともに白亜紀末の大絶滅で絶滅したと思われていた。
1938年12月22日、南アフリカのイーストロンドンの博物館員であるマージョリー・コートニー=ラティマー(Marjorie Courtenay-Latimer、女性)が、南アフリカ南東部のインド洋のカルムナ川河口付近で漁をしていた漁船の獲物の山の中に、見慣れない魚を見つけた。どの文献に当たってもその魚の正体が判らなかったラティマーは、知り合いの魚類学者ジェームズ・レナード・ブライアリー・スミス(James Leonard Brierley Smith)にその魚のスケッチを送り、助言を求めた。そのスケッチは簡単に描かれた物であったにもかかわらず、白亜紀末に恐竜とともに絶滅したはずのシーラカンスの特徴がはっきりと描き込まれていた。
最初の標本は腐敗のため、頭と剥製用の皮膚しか保存することができなかったので、スミスたちは100ポンドの懸賞金を掛けた手配書を配って第2の標本を探し求めた。しかし次の標本が発見されたのは14年後の1952年12月20日(この日は現在「シーラカンスの日」とされている)であった。しかも発見されたのは最初の発見地から3,000km近く離れたコモロ諸島のアンジュアン島であった。一刻も早く現地に飛ぶため、南アフリカ首相D・F・マランに特別機を仕立ててもらったスミスは、今回は軟組織も保存された現生のシーラカンスに出会えた。その標本には第1背鰭が無かったのでスミスはLatimeria 属とは別属と考え、特別機を出してくれた首相に献名してMalania anjounae と名付けた。しかし、後にMalania anjounae の第1背鰭は幼魚時代に事故で失われた物だとわかり、コモロ諸島のシーラカンスもLatimeria chalumnae であるとされた。その後、コモロ諸島周辺で200尾以上が捕獲されているが、南アフリカ沿岸ではほとんど採取されないため、最初の標本はたまたま南アフリカ近海に迷い込んだ物と見られている。
1997年、インドネシアのスラウェシ島において同じラティメリア属の別種が発見されLatimeria menadoensis と命名された。L. chalumnae とL. menadoensis の形態的差異は鱗表面の色彩のみとされている。最新のDNA分析では、2種の分岐が3千万から4千万年前まで遡ることが示唆されている(Inoue et al. 2005)。2006年5月30日(現地時間8:39)には、インドネシアのスラウェシ島沖において、福島県いわき市にあるアクアマリンふくしまのシーラカンス調査隊が生きたインドネシアシーラカンスの撮影に成功している。―グリーンアイプロジェクト
系統学的には、シーラカンスは肺魚とともに魚類と陸上脊椎動物の間に分岐すると考えられている。
多くの化石種が知られているが、8千万年前を境に化石が途絶え、1938年まで現生種が発見されなかったこと
化石種と現生種の間で形態的な差異がほとんど見られないこと
の二点から、シーラカンスは「生きている化石」の代名詞となっている。
(以上、ウィキペディアより引用)
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